年末年始はイベントが盛りだくさんで、1年で最も出費が多い時期ではないでしょうか。
クリスマスのプレゼントや食事代、お節料理、正月飾り(門松・しめ飾り・鏡餅)、帰省費用など。
正月どこにも行かないって人でも、意外とお金を使っています。
親戚が集まれば、自然とアルコールを飲むし、お寿司や出前を頼んだりもするので、食費も普段の数倍かかります。
いろいろな出費の中で、意外と高額なのがお年玉です。
少子化とは言え、親戚に子供がまったくいないというのも稀だと思います。
30代頃から、お年玉を渡す機会が増えてきて、自分が40歳~50歳の頃が、お年玉を渡す人数が最も多くなるのではないでしょうか。
お年玉を渡す人数が多いということは、家族が多く、また家族の繋がりも保てていることを実感できるので、必ずしも「出費」といった感覚は無いかもしれません。
お賽銭箱にお金を投げる感覚に近く、お年玉を渡すことに幸せを感じることさえあります。
それでは、この「お年玉」。いくら位渡していますか?
少なすぎると甥っ子や孫にがっかりされてしまうし、逆に多すぎると「お年玉をたくさんくれるおじさん」といったお金だけの繋がりになってしまいそうで何か嫌です。
そうなると、相場通りに渡したくなります。
相場通りに渡すということは、子供もその金額でもらうことが多いので、「子供が期待している金額」とのかい離が小さくなります。
子供の期待する金額に近ければ近いほど、がっかりされたり、お金だけの繋がりになったりしないで済みます。
お年玉の相場は以下の通りです。
年齢、学年 | 相場(最も回答が多い) | その他の回答 |
0~3歳 | 渡さない | 0円~1,000円 |
3~6歳(保育園児・幼稚園児) | 1,000円 | 500円~1,000円 |
小学校低学年 | 2,000円 | 1,000円~3,000円 |
小学校高学年 | 3,000円 | 2,000円~5,000円 |
中学生 | 5,000円 | 5,000円が過半数 |
高校生 | 5,000円、10,000円 | 5,000円と10,000円が拮抗 |
金額は子供との関係、会う頻度、渡す側の収入なども影響してきますが、相場通りの金額を渡せば、おおむね子供の期待通りになると思います。
未就学児の場合、お金を渡しても喜んでもらえないので、玩具を渡すといった人もいるようです。
高校卒業後は、卒業後はお年玉を渡さない、卒業後社会人になっても20歳までは渡す、大学卒業まで渡すとさまざまです。