Windowsが起動し、普段通り使用していたら、急に画面が真っ暗になってしまうことがあります。
Windows8まで(XPや7)はそういった現象は見られませんでしたが、Windows10にアップグレードしてから、たまに画面が真っ暗になることがあります。
それほど頻度が多いわけではありませんが、数か月に1回ぐらいの割合で発生しています。パソコンを起動させたまま放っておいたら、気付かないうちにブラックアウト → 回復をしていることもあります。
このブラックアウトの特徴は、画面が真っ暗になるがマウスカーソルのみ表示されるという状態です。
マウスカーソルの移動は可能ですが、クリックすることもファイルを開くこともできません。
ブラックアウトになる原因は、ほとんどの場合でビデオドライバの自動更新が原因です。
Windows10の場合は、特別な設定(レジストリの変更など)をしない限りは、Windowsアップデートが自動かつ強制的に実行されます。
Windowsアップデートする際に、新しいビデオドライバがある場合は、ビデオドライバも自動更新されます。
このビデオドライバの更新作業中に画面がブラックアウトすることになり、更新が完了すれば、元通りWindowsが表示されます。
更新にかかる時間は、短いときで5分程度、長いときでは1時間前後かかることがあります。
へたに再起動などをするとビデオドライバが壊れて、Windowsが起動できなくなってしまうこともありえるので、この間、画面が真っ暗のままでパソコンが使用できませんが、電源を切ったり、再起動させたりせずに、じっと待つしかありません。
ユーザーの操作は特に必要ありませんので、ゆっくりコーヒーでも飲みながら待ちましょう。